ロボットアニメの遺伝子

この週末から、ガンダムユニコーン第5話の上映&配信が始まりましたね。
僕は劇場ではなく、ケーブルテレビ配信で視聴しました。
映画館までの交通費の分、安く観られるし、数日間は繰り返し見ることができてお得。便利な世の中になったもんだ。
で、たまたま本屋で見かけて買いました。
ガンダムUCの原作者・福井晴敏氏の雑誌連載コラムをまとめた本。
120520-1.jpg
帯にもあるとおり、ロボットアニメを通じて語る自分史。
ほぼ同年代の身としては、共有する思い出も多数です。
意外や、氏にとって最も思い入れがあるのは、ガンダムではなくデオンだそうな。
また後半は、ターンAガンダムのノベライズやガンダムUCを執筆するに至った経緯や、ガンダムUC制作の舞台裏なども語られていて、興味深いです。
それにしても、かつてあんなにロボットアニメが作られたのは、あの頃(70年代後半~80年代前半)しかなかったんだよなあ。その遺伝子が受け継がれ、福井晴敏という作家が誕生し、新たな作品を生み出している訳で。
これが縮小再生産となるのか、新たな担い手や作品を生み出す種となるのか。
また、今は萌えアニメ全盛ですが、いずれこのように振り返られる時が来るのでしょう。その時に、どんな作家や作品が生まれてくるのか、楽しみです。
こちらは帯の裏面。
120520-2.jpg
こういう気分、分かるなあ。

Follow me!

ブログ

前の記事

姫路の駅そば
ブログ

次の記事

今度はこう来たか・・・