『マンガ史研究』

今週大阪で仕入れた中にえらいものが入ってました。
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『マンガ史研究』、明治大の宮本大人准教授が、修士時代に作られた研究誌です。氏の論文が掲載されてます。タイトルは「エロ劇画の現在」。巻頭の挨拶文も、氏が執筆されてます(実に若々しい、熱い檄文です!)。ちなみに、この論文は『マンガ文献研究』2号にも収録されています(ただし、原本を縮小コピーしたもので、少々読みづらい)。
なお、その他に「美少女の条件」糸山敏和、「こどもマンガの領分」関一敏(筑波大教授・当時)の2本の論文も収録されています。

じつは私、大学で宮本さんの1年後輩でして、当時から宮本さんは学内で有名人でした。とはいえ、なんで有名だったのかはよく覚えていないのですが(笑)、とにかくいつ見ても半ズボンを履いていた印象を記憶してます。後日、あの『マンガの読み方(別冊宝島EX)』でお名前を発見して、「あの人、こういうことをしてたのか!」と驚愕しました。いまでこそ、学会も組織され、専門の学部を有する大学も多いですが、今につながるマンガ研究の勃興期から活動をされていた氏の、最初期の仕事の1つ、ということに、この論文はなるんでしょうかね。

あとでゆっくり読もうっと。役得役得。
読み終わったら「日本の古本屋」に出品します。

・・・ところで、手元にある『マンガ文献研究』2号を、確認のために久しぶりに開いてビックリ!
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なんと見返しに、永山薫氏・南陀楼綾繁氏・塩山芳明氏のサインが!
オレ、なんでこんなもの持ってんだwwww

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