先日、開催が発表された「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」。
特撮という技術・文化が失われつつある状況に危機感を持った庵野秀明氏が、それらを遺し、受け継ぐための施設の実現について、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーに相談を持ちかけ、実現したもの。東京都現代美術館で毎年夏に行われている、ジブリ企画制作協力の企画展として開催されます。これが、本当の特撮博物館の設立につながると良いですね。
で、この展示の目玉として制作が発表された映像作品「巨神兵東京に現わる」。最新の特撮技術を駆使して、動く巨神兵を見せてくれるというから驚きです。庵野氏が宮崎駿監督に直接掛け合って快諾を得たとのこと。「巨神兵ならいい。ただし、ナウシカは出すな。」と言われたそうな(笑)。
その特報が、先日テレビでも放映されました。その時画面に映し出された「巨神兵 宮崎駿」というクレジットが、憶測を呼んでましたね。一体、どういうことかと。

現在発売中の『キネマ旬報』に載っている「庵野秀明×樋口真嗣「巨神兵東京に現わる」ルポ」という記事で、この映像作品の監督を務める樋口真嗣氏が、このように語ってます。

「今回の真っ先の無理難題というのが、巨神兵でした。このキャラクターは人間が中に入ることができない形ですから、これをどうやって画にしていくかと。まずはそこから、誰もやったことのない技術を試すことになりました。そこでヒントになったのは、文楽人形という日本古来のやり方です」 『キネマ旬報 2012年 6/1号』p.55

なんでも、撮影用に1m80cmの巨神兵が作られたそうですが、ちゅうことはあれですかね、宮崎駿がそれを操演するんでしょうか(笑)。
具体的にどうやって実現したかは、本編と同時に公開されるメイキングで明かされるそうです。