ブレイクマックス2012年6月号に、例によって吉田豪氏による佐藤秀峰先生のインタビューが載ってます。
佐藤先生の『漫画貧乏』も出たばかりなのでタイムリー。
佐藤先生といえば、「ブラよろ」で講談社と揉めたり、ちょっと面倒くさ怖いイメージがありますが、この記事の写真でお顔を拝見すると、どちらかというとにこやかな感じ。自画像そっくりです(そりゃそうか)。

-まず驚いたのが社交性なんですよ。初対面がそれだったんで、お子さんとニコニコしながら、優しい顔で応対しているのを見て、「あれ、ちゃんとしてる!」っていう。
佐藤: そうなんです。いろいろおかしいけど、ちゃんとしているところもあるんですよ。
-いわゆる童貞をこじらせたタイプの面倒くさい漫画家さんを取材することは多いんですけど、面倒くささの質が違うなって思ったんですよ。基本、ちゃんとした人だけども、許せない時だけ静かに冷たく突き放して。
古泉: 怒らせたら面倒くさいんですよね。
佐藤: そんな感じですね(笑)。(略)
-ボクも、よりによって音声データ消失が佐藤先生の回っていうのは、一瞬戦慄したんですよ。なぜこんなトップクラスのややこしい人のときにこんなことが起きるのかって。
古泉: これは本格的に怒られたら大変だ!
-でも、素直に言えば大丈夫かなっと。嘘ついたりするのが嫌いなんだろうなって。
佐藤: そうです、そういうの嫌なんですよ。

こんな経緯があったので、もう1回インタビューする代わりに、その模様が「漫画 on Web」で配信されたそうです。

-正しいことを求めた結果、正しくない相手を許せなくなることが多いんですかね?
佐藤: そうですね、自分だけ得したくて「金くれ!」とかは言ってないつもりなんですよ。「これはおかしいから、お金くれ」みたいなことはしょっちゅうやってるんですけどね。

お金のことはともかく、基本、筋の通らないことが嫌いなガチの人、のようです。映画版『海猿』についての率直な感想も語られてますが、でもお金はもらってるので、文句は言わない、と。
でも、奥さんと揉めるのはイヤらしく、なるべくそれを避けるように行動するのと、万が一怒らせちゃった時はすぐ謝るみたい。意外な一面というか、そりゃそうだよね。